かびと住まい ー 結露について

結露に悩む人が大勢います。
住宅の構造自体に結露を抑えるための工夫は必要ですが、実は、ちょっとした工夫で結露を防止したり、減らしたりすることができます。
自分でできる、住まいの結露対策についてご紹介します。

カビの原因になる「結露」

結露に悩まされていませんか?
特に冬になると多くの住宅で発生する結露は、カビの原因となるなど、人の健康や住宅に様々な害をもたらしかねません。
結露の原因と対策を知って、身体やおうちを守りましょう。

※住まいの場所別カビ対策について、詳細を知りたい方はぜひ「かびと住まいー家の中のカビ対策」をご覧ください。

結露とは

空気中には水分(水蒸気)が存在します。
空気が含むことのできる水分の量には限界の量があり、その限界は、空気の温度によって異なります。

温度が高いほど空気はたくさんの水分を含むことができ、逆に温度が低いほど、含むことのできる水分量は少なくなります。

空気中の水分量が変わらないままで室内の温度が低くなると、空気中に含みきれなくなった水分が、水という液体に変化します。
これが結露です。

fotolia_34145224.jpg

結露発生のメカニズム

夏型結露

室内が冷えていて外部が高温多湿の場合に起こる結露で、「逆転結露」とも呼ばれます。

外から壁の中に水蒸気が入り、室内側の防湿層で冷やされ結露する、という現象。

発生したとしても、冬の結露に比べればその量は少なく問題ではない、という考え方もありますが、建物によっては、内部結露による腐朽菌の繁殖から構造体の腐朽へと発展しかねないという問題もあります。周囲の環境や暮らし方に合わせて対策が必要です。

夏型結露

冬型結露

冬になると外気温が大幅に下がり、一年の中で結露が最も発生しやすくなります。

外は寒く、外壁や窓ガラスは冷たくなっていますが、室内は暖かく、空気中の水蒸気量が多い。この温度差が、冬型結露の原因です。

朝方になると室内の温度は下がって湿度が上がり、結露しやすい状態になります。その結果、より冷たい窓ガラスやサッシ枠、押入れに結露が発生する、というわけです。

冬は窓を閉め切っている時間が長く、換気の回数が少ないため室内に湿気がたまりやすいというのも、冬に結露しやすい原因となっています。

冬型結露

結露の害

  • 壁や天井、床、・カーテンなどにシミやカビが発生する
  • カビと湿度を好むダニが繁殖、それに伴いアトピーやぜんそくを発症する
  • 柱や土台などの木材を腐食させ、住宅の寿命を縮める

など、人間の健康に害をおよぼしたり、家具をはじめとした家財道具、建物を傷める害があります。

AP187_L.jpg

結露対策

結露を起こさない住まい方の基本

  • 換気
  • 断熱
  • 水蒸気の発生を抑制

の3つが基本です。
具体的には、

  • 窓を開ける・換気扇を回すなど、換気をこまめに行う
  • 調理時には換気扇を回す
  • 家具と壁の隙間を開けて空気が流れるようにする
  • 雨戸・シャッターを閉める
  • 加湿器で過度に加湿しない
  • 洗濯物を室内に干さない     

などです。

冬の結露対策・換気のイメージ画像

結露したときには

結露発生に気付いたら、放置せずすぐに拭き取り、乾燥させるようにしましょう。

濡れたまま放っておくことにメリットはありません。
「結露の害」で記載したように、壁や天井、床、・カーテンなどにシミやカビが発生するなどの要因となります。

結露拭き取りアイテムとしてはタオルが手軽ですが、結露の量が多い場合、タオルでは効率が悪くなりがち。結露取り専用のワイパーやスクイージーが便利です。

冬の結露対策・便利ツール

© 2017 CORAL Inc.   All rights reserved. ※当サイト掲載内容の無断転載は固くお断りいたします。

Back to top