かびと住まい ー 春のかび対策

現代の住宅は、実はカビの温床。
人間にとって快適な住まいは、カビにとっても住み心地の良い場所なのです。
自分でできる、住まいのカビ対策についてご紹介します。

春のお掃除、春の大掃除

冬の寒さも一段落を迎える3月や4月頃。
徐々に暖かくなる中で、春の訪れを肌で実感する日がだんだんと多くなっていきます。

季節の変化とともに気候も大きく変化していくこの時期は、湿度や温度もぐっと変わる時期でもあり、冬よりはお掃除のしやすい時期でもありますよね。

このページでは、春におすすめのカビ対策ポイントをまとめました。

※住まいの場所別カビ対策について、詳細を知りたい方はぜひ「かびと住まいー家の中のカビ対策」をご覧ください。

春の気候の変化

3月も中旬になると、典型的な冬の天候は終わります。

天気が数日の周期で変化したり、雨の日が何日も続くようになったりしながら、少しずつ暖かい日が増えていきます。この時期の長雨は、「菜種梅雨(なたねづゆ)」「春の長雨」「春霖(しゅんりん)」などと呼ばれ、春の季節の特徴ともなっています。

気温の上昇に伴い湿度も上がっていく地域が多く、また長雨もあって、真冬から春へと向かう季節の掃除には、かび対策を意識することが必須。

また、3〜4月頃は、徐々に暖かくなるとはいえ、地域によっては寒い日もまだまだあり、結露に注意する必要も。特に長雨の後に翌日に冷え込むと、結露量の増加にもつながります。かつ、真冬より暖かいとくれば、カビが元気に増殖しかねません。

まだ寒い日も多いし、という油断は禁物です。

春のカビ対策のイメージ画像

春のかび対策1、湿度

冬の間は、寒さのため室内の換気を行う頻度がどうしても少なくなりがち。さらに、冬には室内で加湿器を稼動させている方が多いのですが、気温・湿度ともに上昇しつつある時期には、必要以上に室内の湿度を上昇させてしまうことがあります。

湿度を上げすぎるとカビの繁殖を促進することになるので、できれば湿度計を複数箇所に置き、湿度計で湿度を確認しながら、必要に応じて加湿器を稼働させるようにしましょう。

湿度の確認を怠ると、知らず知らずのうちにかびが大発生するような事態にもなりかねず、窓を開けたり換気扇を稼動するなど空気の入れ替えを行い、湿度を適度に調節する事が対策として非常に重要になります。

春のかび対策では湿度を確認のイメージ画像

春のかび対策2、こまめに掃除

カビが繁殖する条件としては、湿度の他に「栄養分」も重要です。

人間が食事で栄養分を補給するのとは大きく異なり、カビの場合は、わずかなホコリでも養分として繁殖することが可能。従って、室内の掃除をこまめに行い、カビを繁殖しやすくしてしまうホコリや汚れをできるだけ取り除く必要があります。

年末に大掃除をした後、つい手入れが疎かになりがちだったような箇所なども、本格的な春に向けてホコリをまめに払っておきたいものです。

春のかび対策、掃除のイメージ画像

春のかび対策3、春の大掃除

年末に大掃除をしてから、つい掃除が疎かになっている、掃除が行き届かず埃の積もっている場所がある、なんていうことになっていませんか?

年末の大掃除から数ヶ月、掃除が行き届いていなければ、ホコリが大量に降り積もっている場所もあるはずです。そんな場所は、カビが繁殖するにはまさにうってつけ。

欧米などでは、春の大掃除「スプリング・クリーニング」を春から初夏にかけて行うのが一般的です。冬の間は汚れが落ちにくく、水を使った掃除や窓を開け放って換気をしながらの掃除は寒くて辛いもの。ですが、気温の上がってきた春なら、気持ち良く掃除できる上に、汚れも落ちやすいというメリットがあります。

特に、冬の間に結露が生じやすい窓際を始め、北側の部屋や押入・クローゼット、靴箱・浴室・台所などいずれも、大掃除以来掃除が行き届いていなかったところがあればそこを重点的にしっかり汚れを落としておくと、梅雨入りに向けての準備が圧倒的に楽になります。

Fotolia_14051555_XS.jpg

© 2017 CORAL Inc.   All rights reserved. ※当サイト掲載内容の無断転載は固くお断りいたします。

Back to top