かびと住まい ー 浴室のカビ対策

現代の住宅は、実はカビの温床。
人間にとって快適な住まいは、カビにとっても住み心地の良い場所なのです。
自分でできる、住まいのカビ対策についてご紹介します。

家の中の場所別カビ対策 〜浴室

常に湿度が高めで、石鹸水や人の垢、ほこりなどのカビの栄養となるものが多い浴室は、住まいの中でも超危険エリア。室内の温度も高くなるので、カビが繁殖するための環境が完璧に揃っています。

浴室でカビを繁殖させないためには、とにかく日頃から掃除をこまめに行うこと。

入浴後には、壁や床などにシャワーで水をかけて、飛び散った汚れや泡を流すようにしましょう。

また、浴室乾燥機が付いている場合には活用して乾燥させ、付いていなければ換気扇を一日中回しておくなどの対策が必要です。窓があれば、入浴後最低3時間は開けて通気させましょう。

それでもカビのコロニーが見つかったら、即かつ徹底的に除カビしましょう。

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浴室のカビ対策 〜盲点1・小物

浴槽の周りや壁、床や扉のカビには目がいきやすいものですが、浴室内に置かれている様々なツールや小物のカビは意外と忘れられがち。

ラック、シャワーホース、シャワーカーテン、鏡など備え付けのものをはじめ、椅子の裏や足、シャンプーやボディソープの首まわりや容器の底、石鹸入れや洗面器の裏、子供のおもちゃなど、すべてカビにとっては住み心地の良い場所です。

定期的に除カビするようにしましょう。

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浴室のカビ対策 〜盲点2・天井

天井も掃除をつい怠りがちな場所の1つ。浴室の天井は多孔質ではないことが多く、黒くならずに目立ちにくいのですが、実は、天井の見えないカビが浴室全体のカビのもととなっていることが多々あります。

天井は、床や壁のように水でカビを流して拭き取る機会があまりありませんが、入浴の度に水滴が付くなどカビ発生の条件が揃っています。天井の表面が乾燥したときにはそこから胞子が飛散し、浴室全体にカビが発生する原因になるので、注意が必要です。

浴室の天井は手が届きにくく、洗剤や水が落ちてきたりして掃除しにくい場所ですが、天井のカビが浴室全体の汚染源になっているということを忘れずに、定期的に除カビするようにしましょう

浴室天井のイメージ写真

浴室のカビ対策 〜ポイント

  1. 浴室の中をしっかり水切り
    入浴後に浴室内を乾燥させることが大切ですが、ドライワイパーなどであらかじめ壁や窓の水分を除いておくのがおすすめです。
    「そこまではちょっと…」
    「面倒」
    と思うかもしれませんが、慣れれば大丈夫!
    防カビ効果の高いひと手間を習慣にすることで、掃除と除カビがぐっと楽になります。
    小さなドライワイパーなら100円ショップでもを置いている場合もありますから、お家に一つぜひ備えてください。
     
  2. 同居している皆で防カビ意識を高める
    最後に入浴する人が防カビ意識を持っていることがとても重要です。誰か一人が頑張るのではなく、タオルや洗面器などはいつも乾きやすいように使う皆が水気を切って並べるなど、家族全員で防カビ意識を高められるとよいですね。
     
  3. 浴室内に物を置かない
    シャンプーやボディソープのボトル、ボディタオルなどは毎日浴室で使うものなので浴室に置きっぱなしの人が多いのではないでしょうか。でも、入浴時に必要なものだけを浴室に持ち込み、使用後は浴室の外で水気を拭き乾かしておくようにすると、浴室の掃除とカビ退治は格段に楽になります。
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家庭の浴室でも要注意! 〜レジオネラ菌

家庭の浴槽設備にも発生して、実際に被害をもたらしているレジオネラ菌。

カビと異なり目には見えないため、大量発生しても気付かないことが多く、菌を吸い込んだ人が全身のだるさや疲労、頭痛、食欲不振などの症状(レジオネラ症)を発症して初めて気付かれるというパターンが多いようです。重症になると死に至ることもあります。

一般家庭では、24時間風呂、追い炊き式の浴槽、マンションの貯水槽や加湿器によく発生します。定期的に清掃・除菌を行い、レジオネラ菌繁殖を予防しましょう。

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